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Les Voitures À Transformation

変形馬車

エルメス スカーフ「変形馬車」デザイン全体

バリエーション

5

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背景

デザインの背景

エルメスのカレ「Les Voitures à Transformation(変形馬車)」は、 フランソワーズ・ド・ラ・ペリエールによってデザインされ、1965年に初めて発表されました。 その後1980年に再版され、2013年には現代的に再解釈されたバージョンも登場しています。 描かれているのは、軽やかで優雅な折りたたみ式・オープンタイプの小型馬車。 大きな羽を広げたトンボのように見えるその姿は、 今にも空へ舞い上がりそうなほど繊細で軽快です。 これらの馬車は女性に好まれ、 街中や森への散歩など、晴れた日の外出に用いられていました。 籐編みの装飾が施された車体は、 当時の洗練されたエレガンスを象徴する存在でもありました。 本作の着想源となったのは、 エミール・エルメス・コレクションに保存されていた 『Panorama universel de la haute carrosserie et sellerie, exposition de Londres en 1851』という豪華な資料集です。 グアッシュ彩色が施された図版には、 優れた馬車や馬具の数々が紹介されており、 19世紀半ばのフランスおよび世界の馬車文化が、 美しさと技術革新の両面で大きく発展していたことを伝えています。 1851年のロンドン万国博覧会では、 パリの工房がモジュール式馬車や、 ボタンひとつで幌を開閉できるクーペ馬車を発表しました。 本作に描かれた車両たちは、 現代のソフトトップカーの原型ともいえる存在であり、 中央には当時よく用いられた籐編みパネルの意匠があしらわれています。 時代を超えて受け継がれる移動の美学と、 エルメスが愛する馬車文化へのオマージュが込められた一枚です。

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