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ブランデンブルク飾り(Brandebourgs)
ブランデブルグス

バリエーション
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背景
デザインの背景
エルメスのカレは、ナポレオン3世の近衛騎兵「ギード連隊」の音楽隊長が着用したドルマンを主題にしています。
その優雅な軍装を通して、第二帝政期にこの部隊が持っていた格式と威信が表現されています。
ナポレオン3世は即位後、ナポレオン1世の近衛軍が担っていた伝統と役割を受け継ぐ存在として、
新たな近衛軍の再編を構想しました。
1852年10月23日に創設されたギード連隊は、
帝国軍の騎兵全体において、装いとスタイルの基準を示す存在となりました。
描かれているドルマンには、
「au boisseau」と呼ばれる平たい飾り紐、角紐のブランデブール、
そして両側に小さな結び目を形づくるスータッシュが華やかに施されています。
肩の幅を強調する「フラジェール」と呼ばれる飾り紐に対し、
腰まわりは身体に沿って引き締められ、
細部まで洗練されたシルエットを生み出しています。
カレの四隅には、袖口に施された平紐のアラベスク模様が再現され、
これは当時、将校の階級を示す装飾でもありました。
本作は、エミール・エルメス・コレクションに収められた、
軍服・装具・徽章に関する9冊のアルバムから着想を得ています。
軍装の精密な美しさと、エルメスらしい装飾へのまなざしが重なり合う、
気品ある一枚です。
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