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Robert Dallet

Robert Dallet

ロベール・ダレ

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ロベール・ダレ(1923–2006)は、
動物画で世界的に知られるフランスのアーティストであり、
独学で自然科学を学んだナチュラリストでもありました。

幼い頃から自然と動物の描写に魅了され、
その情熱を仕事にするためパリへ移ります。
ヨーロッパ各地の動物園を訪れ、何時間も観察を重ねながら、
無数のスケッチを描き続けました。

やがて出版社との仕事を始め、
児童書や図鑑、コミック作品などを手がけるようになります。

1960年には動物誌『La Vie des Bêtes』の編集者ロビーと出会い、
その後16年間にわたり協働。
アフリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアなど、
世界の動物相を紹介するシリーズでも高い評価を得ました。

1970年代後半には、
世界中のすべてのネコ科動物を描くという壮大なプロジェクトに着手。
80点におよぶ大作は、ルーアン自然史博物館や
パリ国立自然史博物館でも展示されました。

1985年、エルメスのジャン=ルイ・デュマと出会い、
初のカレ「Kenya」を制作。
1988年の発表以降、およそ20年にわたりメゾンと協働し、
25点以上のカレをはじめ、パレオや磁器作品なども手がけました。

代表作には「Jungle Love」「Équateur」などがあり、
野生動物の力強さ、美しさ、生命感を描いた作品は今なお高く評価されています。

自然への深い敬意と圧倒的な描写力によって、
エルメスの世界に唯一無二の存在感を残したアーティストです。

Jungle Love
Équateur

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